産まれました

|MIHO

一つ前の記事を書いた後、ポチの散歩に行って新記録を樹立したと思っていたら、何だかおなかが痛…いような。
焼肉を食べると陣痛が来る、というジンクスを試すべくその日の晩ご飯は焼肉にしてもらっていたのですが、ごはんを食べて、お風呂に入って、TVを見ていると、だんだん生理痛のような痛みが規則的に襲ってくる。

こ、これはいよいよ来たのか!?と思いつつ、夜中だし、おさまるかもしれないし、親に車で送ってもらうにしても、少し寝てからの方がいいよなぁ、ということでそのまま寝てみました。しかし痛みはひかず、だんだんと強くなる一方…。
3時半頃にちょっとこれは耐えられない、と思い、母親におなかが痛いので病院に行く、と言い、病院に電話。
それでは、準備してきてくださいと言われたので、荷物をまとめて出発の準備。
父親も起こすと、「それは大変だ、ちょっと待て」といい、父はばあちゃんのもとへ。

すると…

山瀬家に代々伝わる安産の石が仏壇から出てきました。
石を水の中にいれ、コップでその水を飲まされます。(石は普通のそこらへんにころがっていそうな石ですw)
ついでに昔はこれを枕元において出産した、という代々伝わるお札までもたされました。

よ、よし、これで安産間違いなしだねっ!笑
そこ、胡散臭いとか言わないっ!(私は大笑いしながら飲みましたw)

*

生理痛のような痛みなので、まだまだ耐えられます。
病院に着き、個室に通され(車いすで!)、NSTをつけ、陣痛の間隔が縮まるのを待ちます。
内診の結果、まだ3、4センチしか開いていなかったらしく、産まれるのは夕方頃かも、と言われました。

そして、ここからが長かった。

陣痛を促進するため、廊下を歩いてこいとか言われるのですが、廊下を歩いてもそれほど進まない。
陣痛と陣痛の間は、普通に歩けて会話も出来るけれど、痛みの最中はベッドの柵を握りしめてこらえるしかない。

夕方になっても結局5、6センチくらいしか開いておらず、これは夜になりますね、ということに。
この辺りからどんどん痛さが増してくるのですが、いやー、痛いのに「もっと痛くなります」と言われると、拷問かよ、とか思っちゃいますね。
なにこのドM行為…。
みんなこの痛みに耐えたの!?すごすぎだろーとか考えてました。

むーが来るのは間に合わないだろうな(というかむーが来る前に産み終えていたかった)のに、20時過ぎにむーが到着したときは痛みのピーク。
いってぇぇぇぇ、お尻から何かが出るーという感じでした。
最初は耐えていたんだけれど、最後の方はえーい、もうお尻から出るなら出てこい、という感じで痛みに逆らわないようにしていたら、子宮口がマックスまで開いたみたいです。
ようやく分娩台に上がれるー!
助産師さんにあと1時間くらいで産まれますよ、と言われ、ちょっと安心したのを覚えています。
もう、早くこの痛みから解放されたいという一心でした。

ちなみに、立ち会い出産の予定はなかったにも関わらずむーはビデオカメラで記録。
母親まで立ち会ってました。
あの、、、私の意思も尊重してほしいんですがw

そこからはもう我慢しなくていいんだ、ということで、全力でいきむ練習をしました。
もう、一刻も早く陣痛の痛みから逃れたい、出さなきゃ終わらん!と思い、全力で押し出す!
そして…「あと2回くらいいきめば産まれますからね!」と助産師さんに言われ、2回も耐えられるかーーーー!ということで、ラスト1回で全力をこめ押し出しました。(そして切れました)

頭が出て、体は何となくぽろぽろっと。

終わったぁぁぁ!
ほんとに出たー!
しかもちゃんと泣いてるー!

そして気になる性別はー!?

助産師さん「女の子でした!」

ええええええええ

実家に帰ってから近所の人にこの腹は男の子に違いないと言われまくっていたので、びっくりー!
でも、女の子嬉しいー!

10/12 21:40 3572gの女の子が生まれました。(予定日一週間前なのに大きいよ…)

その後、胎盤をだし、裂けた傷の処置をされ、記念写真を撮った後(かなりひどい顔)、親が帰宅するのを見送り、
2時間ほど分娩台の上でまったりむーと話をしてから病室に戻りました。
意外に平気で(出産ハイ?)、うわー、陣痛がないって幸せー…と思いました。
一眠りした後、4時からフランス戦を見て(出産直後なのに何故?)、なんか変な試合だったねーと言いながら再度眠りました。

*

そして1週間がたち、昨日退院してきました。
まだまだ慣れないので、不安な事もいっぱいですが、あんまり細かい事を気にせずおおらかに育てて行きたいです。
とりあえず1週間くらいはペースをつかむべく頑張ろうー

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